ビタミンCの種々な生理効果を期待するには

ビタミンCの種々な生理効果を期待するには、大量が適正量となりますので、一日にとりたい量を食後に3回に分けてとるとよいです。ビタミンCの大量療法は世界的に見てすでに50年の歴史を持っていますが、副作用については心配するような報告は全くないばかりか、効果については各項でみられるように素晴らしい報告が数多くなされています。

現在使用されているビタミンCの多くは化学名 L-アスコルビン酸という合成のビタミンCですが、原料は天然のでんぷんから作ったブドウ糖で、砂糖よりもその安全度は優れています。合成といっても、普通の化学薬品とは全く違います。ビタミンCは大量にとってもすぐ排泄され蓄積されないため、不足しないよう毎日補給することを心がけねばなりません。

ストレス

医薬品や食品添加物

大気汚染

飲酒やタバコ(1本数と25mg失われます)

などによって、ビタミンCはどんどん消費される傾向にあります。例えば、一日の目安としては、500~1,000ミリグラムは必要です。

(ビタミンCの研究に人生を捧げた斎藤徳男医学薬学博士監修『健食礼讃 ~驚異の万能薬ビタミンCと和漢生薬~』より引用)